YUTRICK(ゆとり短歌企画)

ゆとり歌人にスポットを当てる企画を考えていきます。目指せフリーペーパー創刊。管理人:なべとびすこ&深川青

1/15詠み初め&新年会レポ②

1/15詠み初め&新年会レポ① - YUTRICK(ゆとり短歌企画)のつづきです。

詠み初め2017メイン企画は全員で力を合わせて1首をつくるというもの💪

運営がずっとやってみたかった企画です!

 

まずは皆さんの「短歌ができるまで」を聞いていきます。実景を詠むひと、名詞をひとつ決めるひと、主体の人物設定を決めるひと、音楽と切り離せないというひと……などなど。
案の定ぜんぜんちがうー!
困ったときの参考にしよう、とめっちゃメモを取りました(笑)

 

そこから本日の一首完成までの道筋を考えます。紆余曲折ありましたが、ざっくり以下の進め方になりました。

 

①題詠ったー(ランダムでお題を出してくれるTwitter連携サービス)に頼り、指定された題で連想する言葉を出す
②①をいったん無視して詠みたいテーマを考える
③それぞれ詠んでみる
④組み合わせるなどしてひとまず一首の形にする
⑤意見を出し合い改良する

 

①で題詠ったーが出したのは「爆」「点」の二字。思い付く言葉から選抜してホワイトボードに書いていきます。


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②テーマについては全員に経験がある「卒業」「SNS」なども挙げられましたが、季節感もある「コート」に決まりました。

 

③好みのコートの話や、外の世界に出るときに着るもの・守ってくれるものだよね、という話で想像を膨らませてから、いざ個人で実作!


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④「守ってくれるコート自身は寒さしか知らないよね、夏を知らないよね」という短歌にすることで気持ちはひとつに!

 

⑤時間に追われつつ、改良を重ねます。
しかし、最後の最後で大問題が発生!!!!

 
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鉄壁の●●●は雪ばかり知って真夏の波を知らない

 

●部分を「モッズコート」にするか「ダッフルコート」にするかでまっぷたつに……。
そこで、Twitterでアンケートを取った結果、

僅差で「モッズコート」に決定しました!!!
全員納得の一首になりましたっヽ(;▽;)ノ✨


6名中5名が引き続き新年会(生ハム食べ放題)に参加してくださり、その最中にこの結果を見届け、無事全企画が終了したのでした。
ご参加くださった皆さま、ありがとうございました!

 

* * * * * * *

 

さて、実は今回の企画は2/25『大阪短歌チョップ2』という短歌のフェス(のような)イベントに出演する際の企画、『どっちのユトリショー』とふかーく関係があります。

『どっちのユトリショー』ではゆとり歌人3名×2チームでそれぞれ一首を10分で詠み、評をし合うというもの。
そう、今回は時間制限なしで「みんなで一首」という趣旨にクローズアップしていたのでした💪

 

今回参加してくださった九条しょーこさん、たゆかさんに加え、のにしさん、岡本真帆さん(なんと関東から!)が出演予定です!!!

 

2月初旬には今度は「即詠」にクローズアップしたTwitter上での企画を予定していますので、続報をお待ちくださいね!

 

『大阪短歌チョップ2』でぜひぜひお会いしましょう(*゚∀゚*)💕