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YUTRICK(ゆとり短歌企画)

ゆとり歌人にスポットを当てる企画を考えていきます。目指せフリーペーパー創刊。管理人:なべとびすこ&深川青

YUTRICK TOKYO2日目レポート(「いろんな意味で歌会」)

ゆとり×吟行=YUTRIPに続いて、カラオケ×歌会=いろんな意味で歌会を行いました!!

 

いろんな意味で歌会は1人が歌を歌ってる間に、他の人がその歌に出てくる単語を拾って歌を作るという超即詠企画です。過去3回行われておりまして、ブログでもそのレポートが掲載されているので、遡って読んでみてくださいね。

 

 

以下、歌からインスピレーションを受けて詠まれた即詠の抜粋です。
 
 
※括弧内はインスピレーションを受けた歌
 
【詠み手 花撫】

ただ踊るだけそれだけでかかる魔法 ふたりの希望はここだけにある

(magic number/KICK THE CAN CREW

 

色とりどりの少女たち舞うこの世界 実在しないけど嘘じゃない

プリキュア5、フル・スロットル GO GO!/工藤真由

 

一瞬は永遠なんだあなたとなら 遠くの景色をいつか教えて

(ワタリドリ/[Alexandros])

 

共依存 「死にたい」言って死にゃしないそんな弱虫な君が好きだよ

(絶望ごっこ/ハルカトミユキ)

 

 
【詠み手 一条遊歩】
 
いつかやがておまえの香りが消えるまでシングルベッドが静かに軋む
(シングルベッド/シャ乱Q
 
果てしなく繰り返される日々を越えて輝く星のワンモアタイム
(ワンモアタイム/ポルノグラフィティ)
 
虹をこえてキモチをひとつに会いに行くよ大胆不敵フル・スロットル
プリキュア5、フル・スロットル GO GO!工藤真由
 
立ちすくむあたしを濡らして響き合う不協和音の明け方の雨
(浮舟/GO!GO!7188)
 
綱渡りしているふりで薄っぺらい言葉並べて絶望ごっこ
(絶望ごっこ/ハルカトミユキ)
 
ポケットに残ったコイン握りしめる ねぇ僕たちはどこで壊れたの?
(フレンズ/レベッカ
 
いつだってやさしいキミはホントウは気づいているの? 微かなカオリ
(微かなカオリ/Perfume
 
 
【詠み手 村上すみれ】
 
おまえ抱くシングルベッド忘れないことにするからシーツのしわも
(シングルベッド/シャ乱Q
 
ハローという音符のなかに見える君と8月の朝を歩いてゆく
(Adventure/[Alexandros])
 
現実の無力なわれにあるちから開放するためすぐここに来て
(ワンモアタイム/ポルノグラフィティ)
 
唇に毒をぬってキスをしたい大すき大きらい大すきよ
(19才/スガシカオ
 
十字架に乗せたる愛に反射した月も星もすでに死にたり
(Pray/水樹奈々
 
亡骸になりつつ抱かれこんなことあってもいいの?あってもいいの。
 
隠れ家で壊れた関係見つめてたでもほんとうに壊れていたの? 
(フレンズ/レベッカ
 
 
【詠み手 荻森美帆】
 
暑い日に滴り落ちる汗ばかり本の裏から値札をはがす
(FLY/GRAPEVINE
 
永遠を纏ってしまって倒れたらつぼみが見えて自分みたいだ
 
セーターが北の宿から届いてる今ほしいのは手袋なのに
(北の宿から/都はるみ
 
この街に慣れた証明なのだろう明日の予定がないのが幸せ
(Butter-Fly/和田光司)
 
お手紙を頂戴しますああこれは笑うベースの音がしますね
(Sugarless GiRL/CAPSULE
 
光るなら光ってみせろよ暗闇よロマンティックを肯定するなら
(光るなら/Goose house)
 
 
【詠み手 シュンイチ】
何もできないふたりが見てた軒下がたったひとつの傘だったこと
(キミがいれば/伊織)
 
影だけになったぼくらの綱引きが百年続きますように、夏
 
意味のない (というより歌が下手すぎて意味とかどうでもよくなった) 旋律
(Adventure/[Alexandros])
 
何回も泣いたことより一度だけ笑ったことを思い出してね
(Missing/ELLEGARDEN)
 
青だけがすぐになくなるきみだから空にどでかく描けトビウオ
 
男子校 まだ声変わりしていないカズヤをプリキュアとして生きていく
 
you don't stop 真夏のはじまりにきみが走ればはじけるbeat
(magic number/KICK THE CAN CREW)
 
ぼくたちと孤独がつくりだす音はいつでも不協和音だったね
(浮舟/GO!GO!7188)
 
まだ文字が書けないでいるぎんちゃんがこれから出会うことばのすべて
(ぎんちゃんのラブレター)
 
背を向けてわたしはかえるふるさとは冬を越せないつばめが来る町
 
関係のない数式を書きなぐるどこで壊れたんだろう僕たちは
(フレンズ/レベッカ
 
どんな星だってぼくらを照らすから涙は恋の方程式だ
(光るなら/Goose house)
 
 
【詠み手 深川青】
しゅわしゅわと君を溶かせば強すぎる刺激もきっと甘やかになる
(FLY/GRAPEVINE
 
ささやかな女心が原因の冷え性なので大事にしてね
(北の宿から/都はるみ
 
許可制の愛情表現つかの間に終わらせるから目を閉じていて
(19才/スガシカオ
 
 
【詠み手 なべとびすこ】
 
こわいから見たくないのに君はまたスマホのロックをはずしたままで
(微かなカオリ/Perfume
 
別れ話賭博の結果俺たちは赤の他人に成敗される
(シングルベッド/シャ乱Q
 
100年でいいから続けストーリー200年後はどうだっていい
 
 逃げ込んだ場所にも記憶が息づいてどこへも行けない僕たちの唄
(Missing/ELLEGARDEN
 
ゴキゲンな蝶も舌打ちするほどのウカレタ歌が流行るこの町
(Butter-Fly/和田光司)
 
 
以上です。
 
これでYUTRICK TOKYO 2DAYSレポートは終わりです。
本当に楽しかったです。
実際に会うのはほとんど初めての、同世代の短歌好きな方々、総勢20人近くの皆さま、本当にありがとうございました。
次に運営が二人揃って東京に行くのはいつになるかわかりませんが、今後のYUTRICKもよろしくお願いいたします。
 
直近であるのは「YUTRICK展」です!
締め切りは4月15日です!
 
展示は神戸ですが、冊子も作りますので、奮ってご参加ください。